「第36回(2024年度)加藤記念研究助成」のお知らせ

加藤記念財団では、バイオサイエンスの基礎分野において創造的かつ先駆的研究を目指す若手研究者の方を対象に、研究助成を行っております。応募条件等の詳細は添付PDFにてご確認ください。

助成対象研究領域・課題

(1)M分野 「メディカルサイエンス分野」
医薬・医療への応用を念頭に行う基礎的研究及びヒトを含む哺乳動物等を対象とした生物学的基礎研究もM分野に含める。(以下は例示)
・ 哺乳動物の個体、組織、細胞等を用いて発生・生理・薬理・病理現象等を解析する研究
・ 臨床応用を目指した基礎研究(医薬品候補の探索・生産研究はB分野とする)
・ 病態の診断・治療技術の開発及びその基礎となる研究
・ 臨床研究に対する当財団の対応はHP記載の「臨床研究支援に対する公表について」を参照

(2)B分野 「バイオテクノロジー分野」
生物材料や生物機能を利用し、物質生産、有用物質探索、環境関連、汎用技術の開発・応用等を念頭に行う研究(以下は例示)
・ 微生物・植物・動物等の機能解析、またはそれらを利用して物質生産等に繋げようとする研究
・ 有用物質・生理活性物質(医薬品候補含む)の探索、構造解析等に関する研究
・ 食糧・環境・エネルギー等に関わる生物材料や生物機能等を利用した基礎的研究
・ タンパク質等の生体成分・遺伝情報等の解析・応用技術の開発(インフォマティクス含む)

(3)E分野 「環境バイオ分野(奨励研究)」
持続可能な開発目標(SDGs)への貢献が期待される、バイオテクノロジーを活用した環境関連研究のうち基礎的研究。
・ 重点的な課題:水資源の保護、温暖化の防止、生態系の保護・生物多様性の保全、当該分野に資する技術革新
・ (キーワード例示)バイオマス、生分解性材料、再生可能エネルギー、生物模倣、
育種、環境浄化、資源循環、分析、メタゲノム、毒性評価等。
・ ただし、工学的・社会科学的・人文科学的な研究は含まない。

助成金額・期間

(1)助成金額
M分野及びB分野
1件当たり200万円、26件程度。2分野の助成割合は応募者比率を考慮する。
選考委員会で優れたテーマであると評価された場合には、さらに100 万円を増額する(総額300万円 )。
E分野(奨励研究)
1件当たり100万円、5件程度。
選考委員会で優れたテーマであると評価された場合には、さらに100万円を増額する(総額200万円)

(2)助成期間
2025年4月~2027年3月(2年間)
・ 助成期間中に妊娠・出産・育児・不妊治療・介護・病気等の為休業する者、留学する者については、助成期間延長が可能。

募集期間

2024年7月1日(月)~ 9月30日(月)

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